パリ万博に合わせて作られた1901年創業の老舗レストラン。店名は北フランスのカレーから南フランス、ニースを結んでいた豪華列車の列車名に由来し、1972年には歴史的建造物にも指定されています。ガイドブックなどでよく取り上げられ多くの映画の舞台にもなる常に話題のレストランです。JCBプラザ ラウンジ・パリ、JCBプラザ、JCBコールセンター(日本)、たびらば(WEB予約)で事前予約をすると、JCBスペシャルメニュー 63ユーロが食べられるということで、視察に行ってきました。
場所はパリの国鉄駅の一つでもあるリヨン駅構内にあります。リヨン駅は大きな駅で構内がとても広いので、まず地下鉄を降りたらこのGrandes LIGNES という国鉄のマークを目指して進んで行きます。HALLという国鉄の発着場所が3つありますが、そのうちのHALL 1 にレストランがあります。

ここが、HALL 1です。地下鉄のホームから5分程歩きます。ブティックも沢山入っていて空港の様です。

地下鉄を使わず、直接国鉄のリヨン駅に向かうと、ここが正面入り口となり、この白い時計台が、目印です。タクシー乗り場もここにあります。レストランの窓が2階に見えています。


ここが、レストランの入り口で、階段を登って行きます。回転ドアから中に入ります。

入った途端に美しいシャンデリア、彫刻と豪華な内装に目を奪われ、思わず「おお〜!」。
一気にタイムスリップしたかのような光景。


金色で装飾された店内はバロック調のインテリアやベルエポック時代に描かれた壁画が残りレストランと言うよりも宮殿です。百聞は一見に如かず、ですね。店員さんににっこりと迎えられ、予約の名前を告げると先ずは、コートを預かってもらい、早速席に案内されました。
テーブルには、白いクロスがひかれ、高級感が漂います。テーブルとテーブルの間隔も広く、ゆったりと座れます。JCBスペシャルメニューには、日本語メニューも用意されていて、注文のストレスなくとっても安心。

メニューを見ていると、食前酒のキールが、運ばれてきました。飲み物はワインの赤、白、ロゼ、から選べ、お水もミネラルウォーターかガス入りかどちらか選べます。

美味しそうな4種類のパンが、こんな風に選べるなんて嬉しいですね。

私は、前菜にムール貝とコック貝が入ったブイヤベースを注文。マッシュポテトの周りに貝が、添えられていて、いただく直前に熱々のスープを注がれ、濃厚なブイヤベースとやさしいポテトがマッチして意外な組み合わせでした。

同行者は、キノコが大好きという事で、温泉卵セップ茸とジロール茸の前菜を。ちょっと味見をさせてもらいましたが、上にのっていたカリカリのパンとキノコと卵の柔らかい素材が、それぞれがシンプルなのにまとまりのある仕上がりです。

ウエイトレスが、気を使ってグラスに水を注いでくれたり、パンのおかわりを聞いてくれたりと、とてもいい感じ。スタッフはテキパキと動きまわり、颯爽としています。ふと、周りを見渡すとほぼ満席でした。駅の中ということもあり、旅行者が多いのではと思っていましたが、意外にもビジネスマンや、中高年の常連客風カップルの姿も見られました。
いよいよメインです。
これはカマスのクネル(すり身)のグラタン。食感はフワフワで、リッチなオマールエビのソースと相性も最高で軽いのに食べごたえありでした。このオレンジ色と焦げ具合が、食欲をさそいます。

こちらは、子鴨もも肉ポトフ仕立て、鴨胸肉のロースト。一つのお皿に二種類の部位。調理法も焼いたものと、煮込んだものが楽しめます。お皿は大きめで、量も多めです。

デザートは、このレストランの名物となっている、ババ・オ・ラム。ブリオッシュパンの様な素朴なスポンジケーキにたっぷりのバニラ風味のホイップクリームが添えられ、ここにラム酒をかけて食べる大人のデザート。

こんな風に、お好きなだけどうぞと言わんばかりにテーブルに一瓶気前よく、置かれてしまうなんて・・・。
唯一、創業以来続いている人気のデザートらしいです。頂いた料理は期待を裏切らず老舗らしい正統派フレンチでした。

ちょっとほろ酔いになったところで、トイレに行きつつ、広々とした、廊下を歩いてみたくなりました。
レストランスペースの他、カフェバーも設けているので、列車に乗る前の少しの間を過ごす大きな荷物のお客さんも見かけました。

途中にクラッシックなデザインの可愛らしいデザートが陳列されたショーケースや時代を象徴するようなレトロな装飾品が並べてあったりと、店内はまさに美術館の様でもありました。


食後のコーヒーを飲みながら再度店内を眺めながら、創業当時、南フランスへバカンスに向かうブルジョワと呼ばれた裕福な貴族が利用していたレストランにこうして自分がいられ、優雅な気分になりました。

パリでフランスの思い出になるようなレストランをお探しの方にお勧めです。
服装は特に気にすることはないですが、雰囲気を楽しむにはちょっとだけおしゃれにしていくのもいいかもしれませんね。
今回のメニューをアラカルトで注文した場合、食前酒9€ 前菜20€〜 メイン36€〜デザート18€ ミネラルウォーター6€ワイン13€〜 コーヒー6€と100€を超えますが、JCBスペシャルメニューをご利用されると63€とかなりお得です。
<EUR63スペシャルメニュー>食前酒/前菜/メイン/デザート/ハーフボトルのワイン/ハーフボトルのミネラルウォーター/コーヒー
【JCB優待期間】
実施中〜 2017年6月30日(金)
※2017年7月1日(土)からのJCB優待は以下の通りとなります。
【JCB優待期間】
2017年7月1日(土) 〜 2018年6月30日(土)
<EUR64スペシャルメニュー>食前酒/前菜/メイン/デザート/ハーフボトルのワイン/ハーフボトルのミネラルウォーター/コーヒー
◎ご予約・お問い合わせ
日本から(お電話):JCBプラザ ラウンジ・パリ、JCBプラザコールセンター(日本)
日本から(WEB予約):たびらば(旅LOVER)-フランス-
現地にて(お電話・ご来店):JCBプラザ ラウンジ・パリ、JCBプラザ・パリ
記事視察日 2017年3月上旬
店名 LE TRAIN BLEU
ル・トラン・ブルー
住所GARE DE LYON, PLACE LOUIS ARMAND, 75012 PARIS
TEL 0143430906
営業時間 <ランチ>11:30AM〜3:00PM、<ディナー>7:00PM〜11:00PM
定休日 なし
ドレスコード : スマートカジュアル
事前予約 : 必要
交通手段:メトロ1・14号線、RER-A/D線「リヨン駅(GARE DE LYON)」より徒歩約3分、国鉄リヨン駅ホーム内2階(日本式2階)
※メニュー変更時など、日本語メニューのご用意がない場合もあります。
※上の情報は、2017年3月上旬のものであり、営時状況やメニュー内容などは店側の都合により予告なく変更となる場合があります。