パリではバカンスのため2週間程度お休みになるお店も多くなってきました。
会社の近所でときどきお昼ごはんを食べに行く日本食レストランZENも9日から19日までバカンス休業だそうです。
日本からも毎日たくさんのお客様にマイバスのツアーにご参加いただいています。
とくに人気があるのはベルサイユ宮殿、ルーブル美術館とモンサンミッシェルですが、なかでも満席続出なのが島内に泊まるモンサンミッシェル1泊2日の旅。
ノルマンディー地方とブルターニュ地方の堺に位置するモンサンミッシェルまでパリからは片道360kmの道のり。
日帰り観光でも8世紀の時をかけて建造された修道院や島内の散策・お買い物をするのには十分ですが、それ以外に4ヶ所ある博物館や島を囲む城壁をのんびり散策したければ、1泊したほうがいいでしょう。
日中は観光客で島の唯一の通りは大混雑ですが、みんな夕方5時くらいには島を後にします。
それからの時間は、宿泊者だけの貸切り! 中世から綿々と受け継がれてきたお店の看板を見てまわったり、
夕日が干潟に映し出すモンサンミッシェルの影を眺めたり、また8月中は日曜日を除いた毎日修道院の夜間見学を楽しむことも出来ます。
ライトアップを眺めたければ、島と本土を結ぶ道(ちょうど駐車場のあたり)まで歩けば見ることが出来ます。
さらに!ほんとうはあまり教えたくないとっておきを。
モンサンミッシェルの周囲に潮が満ちる時間帯です。モンサンミッシェルの周囲はヨーロッパでも潮の満ち干きが激しい場所です。
中世には、沖合いから急激に満ちてくる潮によって多くの巡礼者が命を落としたそうです。
なお、現在は対岸と結ぶ道路が設けられているのでいつでも渡ることが出来ますが、いまでも駐車場の一部は水没します。
潮が満ちる時間は日々変わりますので8月の後半についてお知らせしましょう。
8月19日 午前7時 午後7時20分
20日 午前7時52分 午後8時09分
21日 午前8時39分 午後8時55分
22日 午前9時21分 午後9時36分
23日 午前10時 午後10時15分
24日 午前10時36分 午後10時50分
25日 午前11時10分 午後11時24分 (モンサンミッシェル観光局HPより)
日帰り観光ではこの時間帯にはモンサンミッシェルにいないので見ることができません。
どうですか?
モンサンミッシェルに泊まって潮が満ちる様子を見てみませんか?
島内に泊まるモンサンミッシェル2日間
大人230ユーロ 子供220ユーロ 1人部屋追加代金45ユーロ
※島内のホテルは部屋数が非常に限られています。8月・9月は満室の日もありますのでお早めにお問い合わせください。
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