2015年07月22日

【特別企画】 7月18日 ルーブル美術館スペシャル 『夏』

今年の4月から始まった新企画、高橋保ガイドの案内で行くこちらツアー。

月に1度の催行なので、なかなか都合がつかず、先週の土曜日にようやく参加出来ました。


今月のテーマは『夏』

参加する前にどんな作品を紹介してくれるのか、ちょっと考えてみたのですが・・・

夏、と言えば、一番初めに頭に浮かんだのは、例えば印象派の描く人物画や風景画。

ルノワールの『水浴び』シリーズや、オルセー美術館にあるモネの『日傘の女』、海や自然を描いた、夏の風景画などなど、でもルーブルで夏って???


いったいどんな絵に出会えるのかな、とわくわくしながら高橋ガイドの後を追ってルーブルへ。

逆さピラミッドのある地下の入場口からドゥノン翼を通り、ギリシャ彫刻の並ぶフロアーに到着。

ここで見つけた夏は、彫刻のモチーフになっている夏の果物・野菜・穀物。

絵画でも多くみられたのは、石榴、イチジク、桃など。

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フランスだと《麦》の季節は秋ですが、イタリア・ギリシャの方では時期が少し早く、夏の穀物だそうです。

しおれたチューリップのような物体が・・・なんと、これは《なつめやし》でした。

参加者で、あれは○○でしょう!、いやこれは○○だ!とかなんとか言いながら大変盛り上がりました。


その後はイタリア・ルネッサンスの宗教画。

季節を限定するのが難しいとされる宗教画ですが、樫の葉(春・夏)、バラ、あとは洞窟、水浴び、昼寝、夜、嵐など、「夏」が表現されている絵画をいくつか説明して頂きました。


また、場所は変わって、イギリス。《神話》が題材になった作品は夏が舞台になっている事が多いと言うことで、リチャード・ダッドの「タイターニアの眠り」を鑑賞。

こちらはシェイクスピアの「真夏の夜の夢」の一場面で穴倉の周りは朝顔と妖精で飾られています。

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あと、18世紀に描かれたスペイン、イタリアの広場、市場、港など。

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そしてルーブルでは数少ない生活感の感じられるオランダ、ベルギーの静物画などの絵画を見た後、ドラクロワ作、王政復興を反対した7月革命が描かれた「民衆を率いる自由の女神」でツアーは締めくくられました。

美術館内は暑く、人も多く、という厳しい条件下でしたが、判りやすい内容で新たなルーブルの魅力を発見できる充実感たっぷりの楽しいツアーでした。

来月は8月22日『海』です。高橋ガイドからのコメントはこちらからご覧頂けます。




posted by マイバス・フランス at 17:07| パリ ☁| Comment(0) | モンサンミッシェル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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